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サルビア・チリシカの最適抽出条件の決定と生物活性評価

カテゴリ:医療現場の業務効率化

公開日:2026年2月19日

タイトル:Determination of optimum extract conditions and evaluation of biological activity potential of Salvia cilicica Boiss. 雑誌名:Sci Rep. 2025 Mar 18; 15(1): 9277. doi: 10.1038/s41598-025-93925-2. Epub 2025 Mar 18. 概 要: 本研究では、サルビア・チリシカの抽出条件を最適化し、その生物活性を評価しました。人工知能を用いて最も高い生物活性を示す抽出条件を特定し、応答曲面法を用いて最適化を行いました。最適化された抽出物の抗酸化能、抗コリンエステラーゼ活性、総フェノールおよびフラボノイド含量を評価し、A549肺癌細胞に対する抗増殖効果を調査しました。最適な抽出条件は、温度45.890℃、時間7.730時間、エタノールと水の比率96.431でした。この条件下で得られた抽出物は、顕著な生物活性を示しました。 方 法: 本研究は、応答曲面法を用いた最適化研究であり、Box-Behnken実験デザインを採用しました。抗酸化能はRel Assay TASおよびTOSキット、DPPH法、FRAP法を用いて評価しました。抗コリンエステラーゼ活性はアセチルコリンエステラーゼおよびブチリルコリンエステラーゼの酵素活性を測定することで評価しました。総フェノール含量はFolin-Ciocalteu試薬を用いて、総フラボノイド含量はアルミニウム塩試験で分析しました。 結 果: 最適化の結果、抽出物はTAS値7.461±0.065 mmol/L、TOS値5.630±0.163 μmol/L、OSI値0.075±0.002を示しました。総フェノール含量は97.681±1.076 mg/g、総フラボノイド含量は113.067±0.621 mg/gでした。FRAP値は70.669±0.199 mg/g、DPPH値は53.208±0.427 mg/gでした。抗AChE活性と抗BChE活性はそれぞれ12.93±0.72 μg/mL、25.87±1.44 μg/mLでした。A549細胞に対して顕著な細胞毒性を示し、10種類のフェノール化合物が同定されました。 結 論: サルビア・チリシカの抽出物は、最適条件下で得られた場合に顕著な生物活性を示し、薬理学的応用における貴重な自然資源としての可能性が示唆されました。