Ankiフラッシュカード:学部医学薬理学カリキュラムにおける間隔反復学習
カテゴリ:医療現場の業務効率化
公開日:2026年2月19日
タイトル:Anki flashcards: Spaced repetition learning in the undergraduate medical pharmacology curriculum
雑誌名:Clin Teach. 2024 Dec; 21(6): e13798. doi: 10.1111/tct.13798. Epub 2024 Aug 18.
概 要:
本研究は、医学部における薬理学教育の課題を解決するために、Ankiフラッシュカードを活用した間隔反復学習の効果を検証しました。501枚の教員作成のフラッシュカードを5つのモジュールに実装し、104人の1年生に提供しました。モジュール終了後、学生にこの新しいリソースの有用性について調査を行い、フラッシュカードを使用したコホートと使用しなかったコホートの薬理学に対する認識や試験成績の変化を比較しました。
方 法:
本研究は、501枚の薬理学フラッシュカードを用いた介入研究で、104人の1年生を対象に5つのモジュールで実施されました。学生はモジュール終了後にフラッシュカードの有用性について調査され、データは自然言語処理アルゴリズムを用いて分析されました。試験成績の比較も行われました。
結 果:
75%の学生がAnkiフラッシュカードを「非常に有用」または「やや有用」と評価しました。875件の回答を分析した結果、心血管および腎モジュールにおいて、薬理学が難しいトピックとして言及する学生が減少しましたが、試験成績には統計的に有意な差は見られませんでした。
結 論:
Ankiフラッシュカードは学生に好評であり、薬理学カリキュラムに対する認識に影響を与えた可能性があります。教育者は、カリキュラムに間隔反復の機会を提供するためにフラッシュカードを導入することを検討すべきです。これにより、医学部における情報の平等性が向上する可能性があります。