医学教育における人工知能に対する医学部生の認識:質的探求
カテゴリ:医学教育
公開日:2026年2月19日
タイトル:Perception of Medical Undergraduates on Artificial Intelligence in Medical Education: Qualitative Exploration
雑誌名:JMIR Med Educ. 2025 Sep 19; 11: e73798. doi: 10.2196/73798. Epub 2025 Sep 19.
概 要:
本研究は、スリランカの医学部生がAIを学習ツールとして使用する際の認識や期待、障壁について探求することを目的としています。AIは医学教育を革新し、学習を向上させるツールを提供していますが、学生の視点からの研究は限られています。焦点を当てたグループディスカッションを通じて、学生たちのAIに対する認識を明らかにしました。
方 法:
2024年9月に、スリランカの2つの主要大学の医学部生を対象にした探索的質的研究を実施しました。ディスカッションから浮かび上がった主要テーマとサブテーマを特定するために、反射的テーマ分析を用いました。
結 果:
38人の医学部生が5つのフォーカスグループディスカッションに参加しました。参加者の大多数はシンハラ系の女性学生でした。AIの利点として、時間と労力の節約、情報の収集と要約が挙げられましたが、情報の不正確さや批判的思考、社会的相互作用、知識の長期的保持への悪影響に関する懸念も表明されました。教育者からの矛盾したメッセージに困惑する学生もいましたが、AIの倫理的使用について学ぶ意欲を示し、学部課程での基本的なAI知識の教育を求めました。
結 論:
参加者はAI支援学習の利点を認識しつつも、効果的な統合にはさらなる研究が必要であると表明しました。教育者の視点により混乱やためらいを示しながらも、AIの使用に対するオープンさと熱意を持っていました。AIの倫理的使用について教育することを推奨し、医学カリキュラムへのAIツールの正式な統合を促進する必要があります。