MEDICINE & AI

人工知能の利用準備状況:歯科教員と学生の比較研究

カテゴリ:医学教育

公開日:2026年2月19日

タイトル:Readiness to use artificial intelligence: a comparative study among dental faculty members and students. 雑誌名:BMC Med Educ. 2025 Jul 04; 25(1): 1006. doi: 10.1186/s12909-025-07621-w. Epub 2025 Jul 04. 概 要: この研究は、イランの歯科教員と学生の人工知能(AI)に対する態度を探求し、教育と実践における技術統合のための学生の視点を理解することを目的としています。2024年にアルダビル医科大学で実施されたこの記述的分析研究では、参加者が22項目からなる医療人工知能準備度スケール(MAIRS)のペルシャ語版を用いて、認知、能力、洞察、倫理の各領域におけるAIの準備状況を評価しました。 方 法: この研究は、2024年にアルダビル医科大学で実施された記述的分析研究です。参加者は歯科教員36名と学生205名で、AIの準備状況を評価するためにMAIRSを使用しました。データは、Mann-Whitney U検定およびWilcoxon符号付順位検定を用いて分析され、統計的有意性はp<0.05としました。 結 果: 教員のAI準備度スコアは2.99±0.66で、学生の2.36±2.56と比較して有意に高い結果が得られました(p<0.001)。教員のAI準備度に関連する人口統計学的要因は見られませんでしたが、学生の中では大学入試の順位が準備度スコアと有意な相関を示しました(p=0.03)。両グループとも倫理の領域で最も高いスコアを示し、他の領域に比べて倫理的問題に対する感受性が高いことが強調されました。 結 論: 本研究は、教員と学生の間にAIに対する準備状況のギャップが存在することを示しています。このギャップは、AIに焦点を当てた包括的な教育カリキュラムの必要性を強調し、将来の歯科専門家がAI主導の医療環境に備えられるよう、理論的および実践的な能力を向上させることを目指しています。