医学生のための医療人工知能準備度尺度のペルシャ語翻訳版の心理測定評価
カテゴリ:医学教育
公開日:2026年2月19日
タイトル:Psychometric assessment of the Persian translated version of the "medical artificial intelligence readiness scale for medical students"
雑誌名:PLoS One. 2025; 20(5): e0323543. doi: 10.1371/journal.pone.0323543. Epub 2025 May 12.
概 要:
この研究は、医療分野における人工知能(AI)の導入に対する医学生の準備度を測定するためのペルシャ語翻訳版「医療人工知能準備度尺度(MAIRS-MS)」の心理測定特性を評価することを目的としています。適切な心理測定特性を持つツールが必要とされており、本研究では、スケールの妥当性と信頼性を検証しました。
方 法:
2023年にギラン医科大学で実施されたこの研究では、ペルシャ語翻訳版スケール(P-MAIRS-MS)の妥当性を評価するために、表面妥当性、内容妥当性、構成妥当性、信頼性を確認しました。具体的には、影響スコア、CVI、CVR、Cronbachのα、McDonald'sオメガ、ICCを算出し、確認的因子分析(CFA)を行いました。分析にはAMOS26とSPSS26を使用しました。
結 果:
翻訳されたスケールは、良好な定量的および定性的な表面妥当性と内容妥当性を示しました(全項目の影響スコアは1.5以上、CVIおよびCVRは0.8以上)。CFAにより、4因子モデルの適合度が確認されました(χ2/df=1.963, RMSEA=0.063, CFI=0.939, GFI=0.901)。収束妥当性も適切であり、Cronbachのα(α=0.938)、McDonald'sオメガ(ω=0.938)、ICC(0.992)は、スケールの信頼性と再現性が受け入れられることを示しました。
結 論:
P-MAIRS-MSは良好な心理測定特性を示し、医学生のAIに対する準備度を測定し、国際的に比較するために使用できることが確認されました。