MEDICINE & AI

学部医学教育における麻酔学の能力:ブラジル、スペイン、イギリスのカリキュラムフレームワークの比較研究

カテゴリ:医学教育

公開日:2026年2月19日

タイトル:Anesthesiology competencies in undergraduate medical education: a comparative study of curriculum frameworks in Brazil, Spain, and the United Kingdom. 雑誌名:BMC Med Educ. 2025 Apr 11; 25(1): 516. doi: 10.1186/s12909-025-07086-x. Epub 2025 Apr 11. 概 要: 本研究は、ブラジル、スペイン、イギリスの医学部における麻酔学の能力を評価し、これらのスキルを統合する重要性を強調しています。特に、気道管理、機械換気、鎮静などの主要な能力は、重症患者の管理や外科手術、集中治療サービスの維持に不可欠です。466の医学部のカリキュラムを分析し、特にスペインの教育機関が麻酔学の能力を最も効果的に組み込んでいることが示されました。 方 法: ブラジル、スペイン、イギリスの医学部の教育フレームワークを、2人の独立した研究者が盲目的に分析しました。医学部や政府のウェブサイトから取得したプログラム構造を評価し、麻酔学の能力に関するトピックの存在を確認しました。 結 果: 分析対象の医学部は466校で、ブラジルが374校で最も多く、次いでイギリス48校、スペイン44校でした。ブラジルの医学部の61.2%は私立であり、スペインとイギリスでは公立が主流です。麻酔学のコースは、スペインで54.5%、ブラジルで34.2%、イギリスで18.7%の学校に存在しました。スペインの教育機関は、急性疼痛管理や慢性疼痛管理などの能力を最も多く組み込んでいましたが、イギリスでは麻酔学の能力がほとんど表現されていませんでした。 結 論: 結果は、特にブラジルとイギリスにおいて、学部医学カリキュラムの公的ウェブサイトでの能力の明示的な表示が必要であることを示しています。スペインのカリキュラム構造がより整理されており、麻酔学に関連する能力の明確な特定を促進していることが強調されました。