ウガンダにおける医学生のChatGPTおよびその他の人工知能ツールの広範な使用:横断研究
カテゴリ:医学教育
公開日:2026年2月19日
タイトル:Widespread use of ChatGPT and other Artificial Intelligence tools among medical students in Uganda: A cross-sectional study
雑誌名:PLoS One. 2025; 20(1): e0313776. doi: 10.1371/journal.pone.0313776. Epub 2025 Jan 09.
概 要:
本研究は、ウガンダの医学生におけるChatGPTやその他のAIツールの使用状況を評価することを目的としています。1750億パラメータを持つChatGPTは、膨大なデータを基に人間のようなテキストを生成する自然言語処理モデルであり、医療教育に新たな課題をもたらしています。564人の医学生を対象にした調査では、93%がAIツールについて知っており、75.7%が実際に使用したことがあることがわかりました。主な使用目的は、課題の完成やチュートリアルの準備、試験勉強などでした。
方 法:
2023年11月1日から12月20日まで、ウガンダの4つの公立大学の医学生を対象にした記述的横断研究を実施しました。参加者は層化ランダムサンプリングで募集し、半構造化質問票を用いて社会人口統計やAIツールの使用状況を収集しました。データはStata 17.0で記述的に分析し、AIツールの使用とさまざまな要因との関連を探るために修正ポアソン回帰を行いました。
結 果:
564人の学生が参加し、93%がAIツールを知っており、75.7%が使用経験がありました。使用したAIツールの中で、72.2%がChatGPTを使用し、次いでSnapChat AI(14.9%)、Bing AI(11.5%)、Bard AI(6.9%)が続きました。主な使用目的は課題の完成(55.5%)、チュートリアル準備(39.9%)、試験準備(34.8%)、研究執筆(24.8%)でした。年齢が高い学生はAIツールを使用する可能性が31%低いことが示されました(調整有病率比:0.69)。
結 論:
ウガンダの医学生におけるChatGPTやその他のAIツールの使用は広範であり、学業と非学業の両方の目的で利用されています。若い学生は年配の学生よりもAIツールを使用する傾向があり、AIリテラシーの促進が求められます。教育者は学生がAIを使用していることを前提に、教育方法や試験の設定を見直す必要があります。この研究は、医療教育におけるAIの規制枠組みの必要性を訴える声にさらなる証拠を提供します。