多様性、公平性、包括性を持つアメリカ医療情報学協会の構築への旅
カテゴリ:医学教育
公開日:2026年2月19日
タイトル:The journey to building a diverse, equitable, and inclusive American Medical Informatics Association
雑誌名:J Am Med Inform Assoc. 2025 Jan 01; 32(1): 3-8. doi: 10.1093/jamia/ocae258.
概 要:
アメリカ医療情報学協会(AMIA)の多様性、公平性、包括性(DEI)タスクフォースは、医療情報学における制度的な人種差別と健康格差に対処するために設立されました。この取り組みは、警察の暴力やCOVID-19が黒人コミュニティに与えた影響に対する会員の声に応える形で進められました。タスクフォースは、DEIに関する提言を策定し、AMIAの戦略計画に沿った活動を行っています。
方 法:
タスクフォースは20名のメンバーで構成され、AMIAの2020-2025戦略計画に基づく3つのグループに分かれ、2週間ごとに会合を開きました。16名のボランティアの協力を得て、DEIに関する提言を開発し、AMIA理事会に承認を求めました。
結 果:
9か月間で、タスクフォースは以下の成果を上げました:(1) 労働力の多様性を支援する論理モデルの作成、(2) 他団体のDEI活動の環境スキャン、(3) AMIA会議のためのDEIフレームワークの開発、(4) 会員からのフィードバックの収集、(5) DEI教育資源の育成、(6) 理事会の指名および多様性セッションの創設、(7) DEIに沿った理事会の戦略計画のレビュー、(8) 2020年AMIAバーチャル年次シンポジウムでの多様性向上プログラムの実施、(9) 社会的に割り当てられた人種および民族データの収集の標準化。
結 論:
この取り組みは、周縁化されたグループを支援し、研究課題を広げ、AMIAをDEIのリーダーとして位置づけるものであり、情報学の分野における継続的な変革の必要性を強調しています。