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肥満、特に重度肥満と帯状疱疹のリスクの正の関連

カテゴリ:医学教育

公開日:2026年2月19日

タイトル:The risk of herpes zoster is positively associated with obesity, especially morbid obesity. 雑誌名:Sci Rep. 2024 Jun 21; 14(1): 14330. 概 要: 本研究は、肥満と帯状疱疹(HZ)の発生との関連を調査することを目的としています。2000年から2017年までの台湾の国民健康保険研究データベースから得られた200万人のデータを使用し、20歳から100歳までの肥満患者を対象にコホート研究を行いました。肥満は、外来診療での診断が2回以上または入院記録が1回以上あることにより示され、非重度肥満と重度肥満に分類されました。HZの既往歴のある患者は除外され、肥満コホートと対照コホートは年齢、性別、併存疾患、インデックス年に基づいて1:1でマッチングされました。結果、肥満コホートは対照コホートに比べてHZのリスクが高いことが示されました。 方 法: この研究は、2000年から2017年までの台湾におけるコホート研究で、20歳から100歳までの肥満患者2万人を対象としました。肥満は、外来診療での診断が2回以上または入院記録が1回以上で定義され、非重度肥満と重度肥満に分類されました。HZの既往歴のある患者は除外され、肥満コホートと対照コホートは1:1でマッチングされました。主要評価指標は、HZの発生に対する調整ハザード比(aHR)です。 結 果: 肥満コホートは対照コホートに比べてHZのリスクが高く(aHR 1.09)、特に重度肥満群ではさらに高いリスク(aHR 1.47)が示されました。併存疾患のない患者では、肥満患者が非肥満患者に比べてHZの発生リスクが有意に高いことが確認されました(aHR 1.18)。肥満患者はHZの発症リスクが高く、特に重度肥満患者において顕著です。 結 論: 肥満、特に重度肥満は帯状疱疹の発症リスクを高めることが示されました。肥満患者において慢性疾患の発症を防ぎ、HZのリスクを低下させるためには、体重減少が重要です。