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認知障害を持つ患者のポータル利用と不適切な薬剤の特性

カテゴリ:高齢者医療・介護

公開日:2026年2月19日

タイトル:Characterizing patient portal use of people with cognitive impairment and potentially inappropriate medications 雑誌名:J Am Geriatr Soc. 2025 Mar; 73(3): 750-758. 概 要: 認知障害を持つ人々は中枢神経系に作用する不適切な薬剤(CNS-PIM)を使用することが多く、副作用のリスクが高まります。本研究では、患者ポータルを通じて薬剤に関する会話を促進する可能性を探ります。認知障害を持ち、CNS-PIMに曝露された個人がポータルを利用して薬剤について議論した頻度と、そのメッセージが副作用を記述しているかどうかを調査しました。 方 法: メリーランド州の学術医療システム(サイト1)から2017年から2022年の電子健康記録(EHR)データと、コロラド州の統合医療システム(サイト2)から2022年の薬局およびEHRデータを使用しました。サイト1では、メッセージスレッドを手動で内容に基づいて分類し、サイト2では自然言語処理(NLP)を用いてメッセージを分類しました。 結 果: サイト1のコホートには、2017年から2022年の間に認知障害を持ち、外来訪問が2回以上の5543人の患者が含まれました。そのうち3072人(55%)がCNS-PIMの処方を受けていました。CNS-PIMの処方を受けた患者の65%(1987人)がポータルを利用し、そのうち66%(1320人)がCNS-PIM曝露中にメッセージを送信しました。メッセージスレッドの5%のランダムサンプルをコーディングした結果、3%がCNS-PIMと副作用の可能性に言及し、8%がCNS-PIMに言及せず副作用の可能性について言及していました。サイト2では、2022年に認知障害とCNS-PIM曝露を持つ4270人のうち、46%(1984人)がポータルを利用し、41%(1768人)がCNS-PIM曝露中に薬剤関連のメッセージを送信しました。NLPにより、663件(8%)のメッセージがCNS-PIMと副作用の可能性に言及し、726件(41%)がCNS-PIMに言及せず副作用の可能性について言及していました。 結 論: 認知障害を持つ人々とそのケアパートナーは、薬剤や副作用の可能性について頻繁にポータルメッセージを送信しています。これらのメッセージを特定することで、減薬介入をターゲットにする手助けが可能です。