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軽度認知障害から認知症への進行の特性評価:縦断的臨床訪問のネットワーク分析

カテゴリ:高齢者医療・介護

公開日:2026年2月19日

タイトル:Characterizing the progression from mild cognitive impairment to dementia: a network analysis of longitudinal clinical visits. 雑誌名:BMC Med Inform Decis Mak. 2024 Oct 18; 24(1): 305. doi: 10.1186/s12911-024-02711-z. Epub 2024 Oct 18. 概 要: 本研究は、軽度認知障害(MCI)から認知症への進行を、メイヨークリニック老化研究(MCSA)の参加者を対象にネットワーク分析を用いて特性評価することを目的としています。従来の研究は認知症の予測に焦点を当てていましたが、進行状況やリスク因子との関連を時間的に分析することが不足していました。97名の参加者のデータを用い、MCI診断から認知症発症までの健康状態の変化を調査しました。 方 法: MCSAのデータを使用し、MCI診断の初回訪問から認知症発症の訪問までの変数間の関連性をネットワーク分析で検討しました。参加者は97名で、訪問回数は2回(30ヶ月)から7回(105ヶ月)でした。MCI診断、認知症への進行、認知症診断の3つの段階で変数のネットワークコミュニティを特定し、認知症発症に重要な役割を果たす変数を明らかにしました。また、性別による変数の影響の違いも探求しました。 結 果: MCIから認知症への進行に伴い、神経精神症状や慢性疾患などの変数間に相関が見られました。特に、認知症に進行した人々のネットワークコミュニティでは、認知機能や機能的スコアの変化が顕著でした。性別分析では、臨床認知評価や機能活動質問票における変化がMCI発症時に観察され、慢性疾患やNPI-Qスコアに続きました。 結 論: ネットワーク分析は、MCI診断から認知症進行に至る重要な縦断的変化を捉える可能性を示しました。このアプローチは、認知障害評価における健康状態のモニタリングに有用であり、特定の健康状態が認知症の進行に与える性差も明らかにしました。