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栄養不良はCOVID-19で入院した高齢患者の重篤な転帰と関連している

カテゴリ:高齢者医療・介護

公開日:2026年2月19日

タイトル:Malnutrition is associated with severe outcome in elderly patients hospitalised with COVID-19. 雑誌名:Sci Rep. 2024 Oct 17; 14(1): 24367. 概 要: 本研究は、高齢のCOVID-19入院患者における栄養状態が転帰に与える影響を後ろ向きに検討しました。2022年11月1日から2023年1月31日までに南昌の三等病院に入院した4241人のCOVID-19患者の臨床データを分析しました。栄養状態は予後栄養指標(PNI)と栄養状態スコア(CONUT)を用いて評価されました。重度の栄養不良はCOVID-19の重篤な転帰を大幅に増加させることが示され、PNIは予測因子として優れていることが確認されました。PNIの最適カットオフ値は38.04で、感度70.7%、特異度79.6%でした。栄養状態に注目することが高齢のCOVID-19患者の重篤な病状を減少させる可能性があります。 方 法: 本研究は、4241人のCOVID-19患者を対象にした後ろ向きコホート研究です。患者は南昌の三等病院に入院し、栄養状態はPNIとCONUTを用いて評価されました。多変量調整分析、制限立方スプライン、受信者動作特性曲線(ROC)を用いて栄養状態が転帰に与える影響を評価しました。 結 果: 重度の栄養不良はCOVID-19患者の重篤な転帰を有意に増加させました。PNIとCONUTのオッズ比には線形関係があり、PNIは予測因子として優れていました。PNIの最適カットオフ値は38.04で、AUCは0.817、感度は70.7%、特異度は79.6%でした。 結 論: 高齢のCOVID-19患者の重篤な病状は入院時の栄養不良と線形関係があり、PNIを用いた予後評価は信頼性が高いことが示されました。臨床現場で栄養状態に注目することが、高齢のCOVID-19患者の重篤な病状を効果的に減少させる可能性があります。