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高齢者におけるバーテル指数と脳卒中関連肺炎の関係およびSAPの要因

カテゴリ:高齢者医療・介護

公開日:2026年2月19日

タイトル:The relationship between the Barthel Index and stroke-associated pneumonia in elderly patients and factors of SAP 雑誌名:BMC Geriatr. 2024 Oct 12; 24(1): 829. doi: 10.1186/s12877-024-05400-8. Epub 2024 Oct 12. 概 要: 本研究は、急性虚血性脳卒中(AIS)患者における入院時のバーテル指数(BI)と脳卒中関連肺炎(SAP)との関係を調査し、高齢者におけるSAPの要因を探ることを目的としています。脳卒中患者において、BIは日常生活動作(ADL)を評価するための確立された指標ですが、BIとSAPの関連性は不明でした。研究の結果、SAP群は非SAP群に比べてBIが有意に低いことが示され、BIの増加に伴いSAPリスクが減少する傾向が確認されました。 方 法: この研究は、2018年1月から2021年7月までに南昌大学第二附属病院に入院した虚血性脳卒中患者の後ろ向きデータを収集しました。基本的な人口統計情報や検査結果を含み、制限立方スプライン回帰、重回帰分析、ROC曲線分析を用いてBIとSAPの関係を調査しました。また、SHAP法を用いてSAPに影響を与える要因を特定しました。 結 果: 7,548人の脳卒中患者が研究に含まれ、平均年齢は75.1歳でした。SAP群は非SAP群に比べてBIが有意に低く(50.86±35.60 vs. 75.27±26.33, P<0.001)、BIの増加に伴いSAPリスクが減少する傾向が見られました。BIとNIHSSスコアはSAPの予測において追加的な価値を示しました。重回帰分析とSHAP分析により、WBC、CONUT、TG、UA、RBCのレベル、及び健康保険の種類がSAPの重要な独立予測因子として特定されました。 結 論: 入院時のBIは、高齢者のAIS患者におけるSAP発症のリスク因子であり、NIHSSやmRSスコアと比較して、BIはSAPのより信頼性が高く実用的な予測因子である可能性が示されました。