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サルコペニアを有する高齢患者における術後の有害事象

カテゴリ:高齢者医療・介護

公開日:2026年2月19日

タイトル:Adverse postoperative outcomes in elderly patients with sarcopenia 雑誌名:BMC Geriatr. 2024 Jun 27; 24(1): 561. doi: 10.1186/s12877-024-05066-2. Epub 2024 Jun 27. 概 要: 本研究は、サルコペニアを有する高齢患者と有さない患者の間で、30日および90日の術後有害事象を比較した初の研究です。主要手術を受ける高齢患者を、術前のサルコペニアの有無に基づいて2群に分け、傾向スコアマッチングを用いて1:4の比率でマッチングしました。術後の有害事象や死亡率を分析し、サルコペニアが術後のリスク因子であることを示しました。 方 法: この研究は、傾向スコアマッチングを用いたコホート研究で、主要手術を受ける高齢患者を対象としました。術前のサルコペニアの有無に基づいて患者を2群に分け、30日および90日の術後有害事象と死亡率を分析しました。 結 果: サルコペニアを有する患者は、30日術後死亡率(調整オッズ比1.25)、30日間の主要合併症(肺炎、出血、敗血症など)のリスクが有意に高く、90日術後死亡率(調整オッズ比1.50)や主要合併症のリスクも高いことが示されました。 結 論: サルコペニアは、主要手術を受ける患者における30日および90日の術後有害事象や死亡率の独立したリスク因子であることが明らかになりました。術前にサルコペニアを改善することが、術後合併症を減少させ、手術死亡率を低下させるために重要です。