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POLST科学の現状に関する統合的レビュー:私たちは何を知っており、どこに向かうべきか?

カテゴリ:高齢者医療・介護

公開日:2026年2月19日

タイトル:An Integrative Review of the State of POLST Science: What Do We Know and Where Do We Go? 雑誌名:J Am Med Dir Assoc. 2024 Apr; 25(4): 557-564.e8. 概 要: 本研究は、重篤な患者のケアにおいてPOLST(医療指示書)がどのように使用され、事前ケア計画(ACP)の結果に与える影響を理解するための統合的レビューを行いました。94件のPOLSTに関する研究を調査し、POLSTの使用とACPの主要な結果との関連を明らかにし、今後の研究の方向性を特定しました。結果として、POLSTの使用はケアの質や行動結果に有意に関連していることが示されました。 方 法: 本研究は統合的レビューであり、PubMedおよびCINAHLデータベースを用いてPOLSTプログラムに関する研究を特定しました。研究情報を抽出し、研究デザインの質を評価しました。研究結果は国際ACP成果フレームワークに基づいて分類されました。 結 果: 94件のPOLST研究のうち、38件(40%)は中程度以上の研究デザインの質を持ち、15件(16%)はPOLST群と非POLST群の比較を含んでいました。70のACP結果のうち、40(57%)に有意差があり、特にケアの質において79%(15の19)の結果が有意でした。行動結果のドメインでも75%(12の9)が有意でしたが、健康状態の結果は有意ではありませんでした。 結 論: このレビューの結果は、POLSTの使用がケアの質および行動結果に有意に関連していることを示しています。今後のPOLSTに関する研究は、広範な個人および健康システムレベルの結果を評価するための前向き混合方法研究や高品質な実用的試験に焦点を当てるべきです。