世界における肥満および過体重の有病率パターン:年齢-期間-コホート分析
カテゴリ:手術支援
公開日:2026年2月19日
タイトル:Prevalence patterns of overweight and obesity in the world: An age-period-cohort analysis.
雑誌名:PLoS One. 2025; 20(6): e0324733. doi: 10.1371/journal.pone.0324733. Epub 2025 Jun 18.
概 要:
本研究は、年齢-期間-コホート(APC)分析を用いて、青少年における肥満および過体重の傾向を評価することを目的としています。1980年から2015年までの195か国の肥満および過体重の累積有病率データを5年ごとに分析し、性別および社会人口統計指数(SDI)に基づくサブグループ分析も行いました。APC分析にはRプログラムソフトウェアを使用しました。
方 法:
本研究は、Institute for Health Metrics and Evaluationから提供されたデータを使用し、1980年から2015年までの5年ごとの肥満および過体重の有病率傾向を評価しました。年齢区分も5年ごとに設定し、性別およびSDIに基づくサブグループ分析を実施しました。
結 果:
研究期間中、肥満および過体重の両方において増加傾向が観察され、特に最近の期間でその傾向が加速しました。フィッティングモデルの中で、APCモデルが最もデータに適合することが確認されました。年齢はすべてのサブグループにおいて、両方の結果に対して逆U字型の影響を示しましたが、期間およびコホートの影響はサブグループ分析で異なる結果を示しました。
結 論:
全体として、本研究は肥満および過体重が増加していることを示しています。両現象は年齢の影響を受けて同様のパターンを示しましたが、期間およびコホートの影響は性別およびSDIサブグループに基づく分析で変動が見られ、これらの要因が肥満および過体重の有病率に与える影響を理解するためには国レベルの研究が必要であることを示唆しています。