データ共有と調和のための指針:集中治療医学データサイエンスキャンペーンの系統的レビューと修正デルファイの結果
カテゴリ:手術支援
公開日:2026年2月19日
タイトル:Guiding Principles for Data Sharing and Harmonization: Results of a Systematic Review and Modified Delphi From the Society of Critical Care Medicine Data Science Campaign
雑誌名:Crit Care Med. 2025 Mar 01; 53(3): e619-e631. doi: 10.1097/CCM.0000000000006578. Epub 2025 Feb 21.
概 要:
本研究は、実世界データ(RWD)と実世界証拠(RWE)を活用し、患者のアウトカムと研究の効率を向上させるためのデータ共有と調和に関する指針を確立することを目的としています。系統的文献レビューと修正デルファイプロセスを通じて、集中治療の現場におけるデータのアクセス性、標準化、相互運用性を向上させるための原則を開発しました。
方 法:
データソースには、RWDおよびRWEに関連する医療の文献、ガイドライン、ベストプラクティス、データ共有と調和に関する推奨事項を含む、査読付き文献の包括的な検索が含まれました。MEDLINEやWeb of Scienceなどのデータベースを通じて8150件の論文が初めて特定され、その中から257件が選定基準を満たしました。
結 果:
修正デルファイプロセスは3段階で実施され、専門家が重要なテーマと検索用語を特定しました。最終的に232の声明が内容検証とテーマ分析を経て、24の候補指針に統合されました。2回目と3回目のラウンドで高い合意が得られ、指針の関連性と適用性が確認されました。
結 論:
系統的レビューとデルファイプロセスにより、集中治療におけるデータ共有と調和を改善するための24の指針が策定されました。これらの指針は、RWDおよびRWEの生成、保存、アクセス、使用に関する課題に対処し、AIベースの意思決定支援ツールや臨床研究の発展に関連しています。データサイエンスの責任ある使用を促進することを目的とし、倫理と公平性に重点を置いています。