ロボット支援による椎弓根スクリュー配置の精度と労力:標準的な外科ナビゲーションとの比較
カテゴリ:手術支援
公開日:2026年2月19日
タイトル:Precision and effort in robot-assisted placement of pedicle screws compared to standard surgical navigation
雑誌名:Sci Rep. 2024 Nov 06; 14(1): 26995.
概 要:
本研究の目的は、最小侵襲手術(MISS)における画像誘導ナビゲーションとロボット支援ソリューションの精度、所要時間、主観的側面を比較することです。90本の椎弓根スクリューを2つの胴体に配置し、半数はナビゲーション、半数はロボット支援で行いました。精度分析では両者に有意差は見られませんでしたが、ロボットアームを使用した場合、最初の胴体ではワイヤーごとの所要時間が有意に長く、2番目の胴体では有意差はなかったものの、平均所要時間の有意な短縮が示されました。ナビゲーションとロボットの主観的印象に有意差はありませんでしたが、手順の変更可能性が評価されました。両方法の精度は臨床使用に適しており、ロボットアームの時間的利点は本研究では示されませんでした。学習曲線が顕著であり、ロボットの所要時間の短縮が期待されます。今後の臨床研究が必要です。
方 法:
本研究は、90本の椎弓根スクリューを2つの胴体に配置するコホート研究です。半数は画像誘導ナビゲーション、残りはロボット支援で行われました。精度、所要時間、主観的評価を比較し、各方法の臨床使用における適合性を評価しました。
結 果:
精度分析では、ナビゲーションとロボット支援の間に有意差は見られませんでした。ロボットアームを使用した場合、最初の胴体でのワイヤーごとの所要時間は有意に長く、2番目の胴体では有意差はなかったものの、平均所要時間の短縮が見られました。主観的評価では、手順の変更可能性を除き、有意差はありませんでした。
結 論:
両方法の精度は臨床使用に適しており、ロボット支援による時間的利点は示されませんでしたが、学習曲線が存在し、今後の研究においてロボットの所要時間の短縮が期待されます。臨床でのさらなる研究が必要です。