スマートフォンで撮影したカラー火傷創傷画像を用いた現場での火傷重症度評価
カテゴリ:手術支援
公開日:2026年2月19日
タイトル:On-site burn severity assessment using smartphone-captured color burn wound images
雑誌名:Comput Biol Med. 2024 Nov; 182: 109171.
概 要:
火傷の重症度を正確に評価することは、火傷治療において重要です。現在、臨床医は主に視覚的検査に依存しており、観察者間での評価にばらつきが見られます。本研究では、カラー火傷創傷画像を用いた自動火傷重症度評価のための革新的な分析プラットフォームを提案します。新しい共同タスク深層学習モデルを用いて、火傷領域と体の部位を同時にセグメンテーションし、全身表面積の割合(%TBSA)を計算します。非対称注意メカニズムを導入し、体の部位セグメンテーションから火傷領域セグメンテーションへの注意を誘導します。臨床現場での迅速な評価を支援するユーザーフレンドリーなモバイルアプリケーションも開発しました。
方 法:
本研究は、臨床現場で撮影された1340枚のカラー火傷創傷画像を用いたデータセットで評価されました。提案された共同タスクフレームワークは、火傷深度セグメンテーションと体の部位セグメンテーションの平均Dice係数がそれぞれ85.12%と85.36%であり、%TBSA評価のR²は0.9136でした。
結 果:
提案されたプラットフォームは、臨床現場での迅速かつ正確な火傷評価を促進する可能性を持っています。共同タスクフレームワークとアプリケーションのソースコードはGithubで公開されています。
結 論:
このプラットフォームは、臨床現場での火傷重症度評価に広く利用される可能性があり、火傷治療の質を向上させることが期待されます。