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全国的なEHRデータを用いた癌関連血栓症のリスクスコアの検証

カテゴリ:公衆衛生・予防医療

公開日:2026年2月19日

タイトル:Validation of a Risk Score for Cancer-Associated Thrombosis Using Nationwide EHR Data 雑誌名:JAMA Netw Open. 2025 Nov 03; 8(11): e2544428. 概 要: この研究は、癌患者における静脈血栓塞栓症(VTE)のリスクを評価するために、電子健康記録(EHR)に基づく癌関連血栓症スコア(EHR-CAT)の妥当性を検証することを目的としています。従来のリスク予測モデルは個別の施設内で検証されており、臨床での採用が制限されています。本研究では、全国的な患者コホートにおいて、EHR-CATスコアと基準となるKhoranaスコアを比較しました。 方 法: この前向き研究は、2018年1月から2023年12月までの全国的なEHRデータベースから新たに診断された癌患者を対象とし、2025年4月まで追跡調査を行いました。対象は、侵襲性の固形腫瘍または血液腫瘍を持ち、全身療法を受けている患者で、急性VTEの診断歴や抗凝固薬の処方歴がある患者は除外されました。 結 果: 732,594人の患者が特定され、6か月間のVTE発生率は4.7%、出血率は3.7%、死亡率は8.4%でした。抗凝固薬試験の除外基準を満たす患者は出血リスクが高く、EHR-CATスコアは患者をリスク群に分けることができ、Khoranaスコアと比較して予測精度が向上しました。EHR-CATは、年齢、性別、人種、民族、医療機関によるサブグループでも一貫したキャリブレーションを示しました。 結 論: EHR-CATリスクスコアは、癌患者におけるVTEリスクを推定するために、構造化されたEHRデータを用いることの外的妥当性と実現可能性を示しました。