健康信念モデルに基づく介入が2型糖尿病成人の口腔自己管理と生活の質に与える影響
カテゴリ:公衆衛生・予防医療
公開日:2026年2月19日
タイトル:Effect of a health belief model-based intervention on oral self-care and quality of life in adults with type 2 diabetes: a quasi-experimental study.
雑誌名:Sci Rep. 2025 Sep 01; 15(1): 32247.
概 要:
この研究は、健康信念モデル(HBM)に基づく口腔健康教育介入が2型糖尿病患者の自己管理行動と生活の質に与える効果を調査することを目的としています。イランのシーラーズで、2024年8月から2025年3月の間に120人の糖尿病患者(介入群60人、対照群60人)が参加しました。データは、HBMに基づく質問票、老年者口腔健康評価指数、DMFTおよびCPITN指数に基づく臨床検査を用いて収集され、介入前と3か月後に分析されました。介入群には、インタラクティブな教育方法を用いた60分の教育セッションが4回実施されました。結果、介入後、知覚された障壁を除く全ての変数の平均スコアが有意に向上しました。
方 法:
この準実験的研究は、120人の2型糖尿病患者を対象に行われ、介入群と対照群に各60人が割り当てられました。データ収集には、HBMに基づく質問票、老年者口腔健康評価指数、DMFTおよびCPITN指数を使用しました。介入群には、インタラクティブな教育方法を用いた4回の60分間の教育セッションが実施されました。データはSPSS 27を用いて分析され、独立サンプルt検定、対応のあるサンプルt検定、コーエンのdを効果量として使用しました。
結 果:
介入後、知覚された障壁を除く全ての変数の平均スコアが介入群で有意に増加しました(P<0.001)。知覚された感受性、利益、生活の質に対する介入の効果量は大きく、知識、知覚された重症度、障壁、口腔衛生行動に対する効果量は中程度でした。DMFTおよびCPITNは変化しませんでした。
結 論:
HBMに基づく行動変容モデルに基づく教育介入は、2型糖尿病患者の自己管理行動と生活の質を改善するのに効果的であることが示されました。