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脳内出血生存者における心房細動の脳卒中予防のための直接経口抗凝固薬と非抗凝固療法の比較(PRESTIGE-AF)

カテゴリ:公衆衛生・予防医療

公開日:2026年2月19日

タイトル:Direct oral anticoagulants versus no anticoagulation for the prevention of stroke in survivors of intracerebral haemorrhage with atrial fibrillation (PRESTIGE-AF): a multicentre, open-label, randomised, phase 3 trial. 雑誌名:Lancet. 2025 Mar 15; 405(10482): 927-936. 概 要: この研究は、脳内出血の生存者における心房細動の患者に対し、直接経口抗凝固薬(DOAC)が虚血性脳卒中のリスクを低下させるかつ再発性脳内出血のリスクを大幅に増加させないかを評価することを目的としています。75の病院で行われた多施設オープンラベルの無作為化第3相試験で、319人の参加者が登録され、DOAC群158人、非抗凝固群161人に割り当てられました。結果、DOAC群は虚血性脳卒中の発生が少なく、再発性脳内出血のリスクは増加しました。 方 法: PRESTIGE-AFは、18歳以上の脳内出血、心房細動、抗凝固療法の適応がある患者を対象にした多施設オープンラベルの無作為化第3相試験です。患者は1:1の比率でDOACまたは非抗凝固にランダムに割り当てられ、主要評価指標は初回虚血性脳卒中と初回再発性脳内出血でした。試験はClinicalTrials.govに登録されています(NCT03996772)。 結 果: DOAC群では初回虚血性脳卒中の発生率が有意に低く(HR 0.05)、全体の虚血性脳卒中イベント率はDOAC群で0.83、非抗凝固群で8.60でした。一方、再発性脳内出血のリスクはDOAC群でHR 10.89と非劣性マージンを満たさず、全脳内出血イベント率はDOAC群で5.00、非抗凝固群で0.82でした。重篤な有害事象はDOAC群で44%、非抗凝固群で55%に発生しました。 結 論: DOACは脳内出血の生存者における虚血性脳卒中を効果的に予防しますが、再発性脳内出血のリスクが大幅に増加するため、さらなる試験やメタアナリシスが必要です。選択された患者に対する安全な医療または機械的代替手段の評価も求められます。