COVID-19およびその後の慢性閉塞性肺疾患患者における心理的傾向の探求:大規模なTwitterマイニング研究
カテゴリ:公衆衛生・予防医療
公開日:2026年2月19日
タイトル:Exploring Psychological Trends in Populations With Chronic Obstructive Pulmonary Disease During COVID-19 and Beyond: Large-Scale Longitudinal Twitter Mining Study
雑誌名:J Med Internet Res. 2025 Mar 05; 27: e54543.
概 要:
本研究は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者のCOVID-19パンデミック中およびその後の長期的な心理的傾向を明らかにすることを目的としています。COPDは世界的な死亡原因の一つであり、COVID-19はその課題をさらに悪化させています。Twitterマイニングを通じて、COPD患者の心理的影響を分析しました。
方 法:
本研究では、2段階の深層学習フレームワークを設計しました。第一段階では、COPDおよび非COPDユーザーを特定し、彼らの日々のツイートを収集しました。第二段階では、収集したツイートから人口統計特性、ハッシュタグ、トピック、感情を抽出するために様々な深層学習アルゴリズムを用いました。心理的影響を調査するために、オッズ比(OR)、差の差、感情パターン法などの分析手法を使用しました。
結 果:
15,347人のCOPDユーザーが特定され、2020年1月から2023年6月までの25億以上のツイートが分析されました。COPDに対する関心は、性別、年齢、職業によって有意に影響を受け、特に女性は男性よりも関心が低く(OR 0.91)、40歳以上の成人は若年層よりも関心が高かった(OR 7.23)。研究期間中、COPDユーザーはCOVID-19への関心が減少し、健康関連の懸念が増加しました。COVID-19の中期以降、COPDユーザーの感情は低下し、ポストCOVID時代には喜びと信頼が減少し、恐怖が増加しました。
結 論:
COPD患者はポストCOVID時代において精神的ストレスが増加したことが示されました。これにより、多様な人口特性を考慮した介入や支援システムの開発が重要であることが強調されます。