救急科患者の前向き観察研究への参加募集
カテゴリ:災害・救急医療
公開日:2026年2月19日
タイトル:Recruitment of emergency department patients to a prospective observational study
雑誌名:Int J Emerg Med. 2024 Oct 07; 17(1): 142. doi: 10.1186/s12245-024-00717-y. Epub 2024 Oct 07.
概 要:
本研究は、救急科における患者募集の実施可能性を評価することを目的としています。救急科の動的な環境は、研究の実施に特有の課題をもたらします。2018年6月から2023年9月までの間に、2816.83時間をかけて患者のスクリーニング、募集、登録を行い、財政的制約やCOVID-19パンデミックにより2回の募集中止を余儀なくされました。485人の患者にアプローチし、84人が登録され、登録率は31.94%でした。参加者の大半はヒスパニック(52.3%)および/または黒人(44%)であり、平均年齢は51.7歳、女性が57.1%を占めました。
方 法:
本研究は、前向き観察研究のための患者募集に関するシステマティックな評価を行いました。研究コーディネーターは、2018年6月から2023年9月までの間に、患者のスクリーニング、募集、登録に2816.83時間を費やしました。参加者の募集は、競合する考え方やCOVID-19パンデミック、高いスタッフの離職率によって困難を伴いました。
結 果:
485人の患者にアプローチし、84人が研究に登録され、登録率は31.94%でした。登録された参加者のうち77人がすべての研究のエンドポイントを完了しました。参加者の大半はヒスパニック(44人、52.3%)および黒人(37人、44%)であり、平均年齢は51.7歳、女性が48人(57.1%)でした。
結 論:
救急患者を前向き観察研究に募集することは、十分なスタッフと財政的資源があれば実現可能であることが示されました。今後の研究の成功には、救急科における患者募集の実施可能性評価の標準化が重要です。