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ChatGPTを用いた緊急度指数に基づく救急部門のトリアージ:横断研究

カテゴリ:災害・救急医療

公開日:2026年2月19日

タイトル:Emergency department triaging using ChatGPT based on emergency severity index principles: a cross-sectional study. 雑誌名:Sci Rep. 2024 Sep 27; 14(1): 22106. 概 要: 本研究は、救急部門における患者のトリアージ精度を、緊急度指数(ESI)に基づいてChatGPTを用いて評価することを目的としています。混雑する救急部門では、誤ったトリアージや遅延が問題となっています。18歳以上の患者を対象に、入院方法、主訴、意識状態、併存疾患などの情報を収集し、専門家委員会(EC)とChatGPTが同時に緊急度を評価しました。ECの判断をゴールドスタンダードとし、ChatGPTとの間に中程度の一致が見られました。結果として、ChatGPTは高緊急度の患者を成功裏に識別できることが示されました。 方 法: 本研究は横断研究で、24時間以内に救急部門に来院した18歳以上の患者を対象としました。年齢、性別、入院方法、主訴、意識状態、併存疾患を記録し、バイタルサインをトリアージデスクで測定しました。5人の専門家委員会がESI基準に基づいて患者の緊急度を評価し、ChatGPTと比較しました。ECの判断を基準として、ChatGPTの評価との一致度をCohenのカッパ係数で測定しました。 結 果: ECとChatGPTの評価間には中程度の一致があり(Cohen's Kappa = 0.659; P < 0.001)、精度は76.6%でした。特に、ESI-1および2の高緊急度の予測においては高い一致が見られ(Cohen's Kappa = 0.828)、診断特異度は95.63%、陰性予測値は98.17%、精度は94.90%でした。これにより、ChatGPTは高緊急度の患者を効果的に識別できることが示されました。 結 論: ChatGPTは救急部門における高緊急度患者のトリアージにおいて有用であることが示され、AIを用いたアプリケーションのトリアージプロセスへの統合が期待されます。