COVID-19パンデミックが医療サービスと臨床入院に与えた影響の横断研究
カテゴリ:災害・救急医療
公開日:2026年2月19日
タイトル:Cross-sectional study to assess the impact of the COVID-19 pandemic on healthcare services and clinical admissions using statistical analysis and discovering hotspots in three regions of the Greater Toronto Area.
雑誌名:BMJ Open. 2024 Mar 13; 14(3): e082114.
概 要:
本研究は、COVID-19パンデミックがトロント大都市圏のピール、ヨーク、トロント地域における医療サービスと臨床入院に与えた影響を調査することを目的としています。パンデミックにより、非緊急の検査や手続きが中止され、遠隔相談への移行、子供の予防接種の停滞、クリニックの閉鎖が発生し、医療システム全体に悪影響を及ぼしました。研究では、パンデミック前後の症例数を比較し、各医療セクターの変化を統計的に分析しました。
方 法:
この横断研究では、COVID-19パンデミックが予防・プライマリーケア、救急部、代替ケアレベル、画像診断、手術などの医療セクターに与えた影響を調査しました。研究は、パンデミックによる障害を評価し、特別な注意が必要なホットスポットを特定することを目的としています。統計解析には、マン・ホイットニーU検定、分散分析、ダンの検定を使用しました。
結 果:
すべての医療セクターで患者数が大幅に減少しました。特定の地域では代替ケアレベルの入院が急増し、手術待機リストは平均9.75%増加しました。また、いくつかのサブ地域では完了した手続きが減少しました。
結 論:
COVID-19パンデミックは、さまざまなサブ地域において医療セクターに普遍的に悪影響を及ぼしました。各セクターで最も影響を受けたサブ地域を特定することで、健康当局が回復政策を策定するのに役立つ可能性があります。