MEDICINE & AI

オーストラリアのプライマリケアにおける自動網膜写真撮影とAI緑内障スクリーニングの前向き実用試験

カテゴリ:手術支援

公開日:2026年2月19日

タイトル:Prospective pragmatic trial of automated retinal photography and AI glaucoma screening in Australian primary care 雑誌名:NPJ Digit Med. 2025 Jul 01; 8(1): 386. doi: 10.1038/s41746-025-01768-y. Epub 2025 Jul 01. 概 要: 本研究は、オーストラリアの一般診療所における緑内障検出のためのAI実装に関する前向き臨床研究を行い、自動網膜写真撮影とAIベースのスクリーニングシステムの精度、実現可能性、受容性を評価しました。50歳以上の成人を対象に、定期診療時に網膜画像を自動眼底カメラで撮影し、AIシステムで緑内障リスクを分類しました。414人の参加者のうち、277人(66.9%)が解析可能な画像を持ち、483眼が含まれました。AIシステムはAUROC 0.80、感度65.0%、特異度94.6%を達成しました。新たに診断された患者161人のうち、18人(11.2%)が紹介が必要な緑内障と特定されました。患者のフィードバックは良好で、クリニックスタッフはAI支援スクリーニングを支持しました。 方 法: 本研究は、オーストラリアの一般診療所で行われた前向き実用試験です。50歳以上の成人を対象に、定期診療時に自動眼底カメラで網膜画像を撮影し、AIシステムで緑内障リスクを評価しました。414人の参加者から得られた画像のうち、277人が解析可能でした。主要評価指標はAUROC、感度、特異度です。 結 果: AIシステムはAUROC 0.80、感度65.0%、特異度94.6%を達成しました。新たに診断された161人の患者のうち、18人(11.2%)が紹介が必要な緑内障と特定されました。患者からのフィードバックは良好で、クリニックスタッフはAI支援スクリーニングを支持しました。 結 論: 自動網膜写真撮影とAIによる緑内障スクリーニングシステムは、プライマリケアにおける機会を利用したスクリーニングにおいて有望であることが示されました。感度の低さや画像取得の制限といった課題はあるものの、緑内障ケアの向上に寄与する可能性があります。