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妊娠間の母体体重と喫煙状況の変化が子どもの肥満に与える影響の定量化

カテゴリ:医学教育

公開日:2026年2月19日

タイトル:Quantifying the effect of interpregnancy maternal weight and smoking status changes on childhood overweight and obesity in a UK population-based cohort 雑誌名:PLoS One. 2024; 19(10): e0311677. doi: 10.1371/journal.pone.0311677. Epub 2024 Oct 07. 概 要: この研究は、妊娠間の母体の体重と喫煙状況の変化が、第二子の幼児期における肥満(85パーセンタイル以上)および過体重(95パーセンタイル以上)に与える影響を定量化することを目的としています。5612人の女性のデータを用いて、妊娠1と妊娠2の間の仮想的な変化が子どものBMIに与える影響を推定しました。結果として、母親が妊娠2においてBMIを18.5-24.9 kg/m²に保ち、全ての喫煙者が禁煙した場合、第二子の過体重/肥満率は18.5%に減少することが示されました。 方 法: この研究は、2003年から2014年の間に収集された妊娠に関するデータを基にしたコホート研究です。5612人の女性の記録を用い、妊娠1と妊娠2の間の体重と喫煙状況の変化が子どものBMIに与える影響を、パラメトリックGフォーミュラを用いて推定しました。 結 果: 第二子の4-5歳時点での過体重/肥満率は22.2%、肥満率は8.5%でした。母親が妊娠2でBMIを18.5-24.9 kg/m²に保ち、全ての喫煙者が禁煙した場合、過体重/肥満率は18.5%に、肥満率は6.2%に減少すると推定されました。また、BMIが30 kg/m²以上の母親が妊娠2でBMIを18.5-24.9 kg/m²に保った場合、過体重/肥満率は31.3%、肥満率は12.5%に減少することが示されました。 結 論: 妊娠間における体重管理や禁煙を支援する介入が、第二子の過体重/肥満率を低下させる可能性があることが示されました。最も効果的な介入は、母親の妊娠前のBMIによって異なる可能性があります。