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三者間の認知症ケアにおける訪問音声録音の役割の評価:研究プロトコル

カテゴリ:高齢者医療・介護

公開日:2026年2月19日

タイトル:Evaluating the role of visit audio recordings in triadic dementia care: study protocol 雑誌名:BMC Geriatr. 2025 Nov 25; 25(1): 956. doi: 10.1186/s12877-025-06611-3. Epub 2025 Nov 25. 概 要: 本研究は、認知症患者(PLWD)に対する三者間訪問における対人コミュニケーションを特定し、そのコミュニケーションが健康関連の成果にどのように関連しているかを調査することを目的としています。また、この理解を基に、訪問音声録音介入「HealthPAL」を適応させることを目指します。対人コミュニケーションの評価ツールが不足している中で、効果的なコミュニケーションが健康に与える影響を明らかにすることが重要です。 方 法: 本研究は、NIHステージモデルに従い、自然言語処理を活用した訪問録音プラットフォーム「HealthPAL」を再設計します。Aim 1では、三者間訪問における対人コミュニケーションの定量的評価(200組の二重体、年3回の訪問、約600回の訪問)と、42組の三者からの半構造化インタビューを用いて行動変容のターゲットを特定します。Aim 2では、Aim 1の結果を基にHealthPALを再設計します。Aim 3では、30人を対象としたオープンラベルの単腕多施設パイロット試験を実施し、HealthPALの使いやすさ、実現可能性、受容性を評価し、三者間の訪問における対人コミュニケーションへの影響に関する予備データを収集します。 結 果: 本研究は、三者間の対人コミュニケーションに影響を与える行動を特定し、それらが健康関連の成果とどのように関連しているかを明らかにするための重要な第一歩です。訪問録音を用いた新しい介入を開発し、収集する多様で広範なデータは、PLWDのケアに関連する臨床知識のギャップを解消するためのユニークなリソースとなることが期待されます。 結 論: 本研究は、PLWDに対する三者間ケアの改善に向けた重要なステップであり、対人コミュニケーションの向上が健康関連の成果に寄与する可能性を示唆しています。