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看護師と大規模言語モデルによる外来受付の協働:ランダム化比較試験

カテゴリ:医療現場の業務効率化

公開日:2026年2月19日

タイトル:Outpatient reception via collaboration between nurses and a large language model: a randomized controlled trial. 雑誌名:Nat Med. 2024 Oct;30(10):2878-2885. 概 要: 本研究は、外来患者の受付プロセスにおいて、看護師と大規模言語モデル(LLM)を活用した協働モデルの有効性を評価しました。35,418件の実際の会話データを用いて、サイト特有のプロンプトエンジニアリングチャットボット(SSPEC)を開発しました。SSPECは、患者の問い合わせを効率的に解決し、看護師主導のセッションと比較して、より少ないラウンドでの解決率が高いことが示されました。2,164人の参加者を対象としたランダム化比較試験では、患者の満足度が看護師グループよりも有意に高く、再質問率や訪問中のネガティブな感情も低下しました。この研究は、LLMの病院業務への統合の可能性を示唆しています。 方 法: この研究は、2つの医療センターの10か所で収集された35,418件の外来患者と受付看護師の会話音声データを用いたランダム化比較試験です。2,164人の参加者を対象に、看護師とSSPECの協働モデルを評価しました。主要評価指標は患者の満足度であり、看護師グループとの比較が行われました。 結 果: 看護師とSSPECの協働モデルは、患者の満足度が3.91±0.90で、看護師グループの3.39±1.15を上回りました(P<0.001)。再質問率は3.2%で、看護師グループの14.4%に対して有意に低下しました(P<0.001)。訪問中のネガティブな感情は2.4%で、看護師グループの7.8%に対して低下しました(P<0.001)。また、応答の質も向上しました。 結 論: 看護師とLLMの協働モデルは、患者の満足度を向上させ、病院のコミュニケーションを改善する可能性が示されました。このアプローチは、看護師と患者の双方に利益をもたらす新たなコミュニケーションの枠組みを提供します。