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プライマリケア記録に基づく高リスク個人への心血管疾患リスク評価の優先順位付け

カテゴリ:公衆衛生・予防医療

公開日:2026年2月19日

タイトル:Prioritising cardiovascular disease risk assessment to high risk individuals based on primary care records. 雑誌名:PLoS One. 2023; 18(9): e0292240. doi: 10.1371/journal.pone.0292240. Epub 2023 Sep 29. 概 要: 本研究は、プライマリケア記録を用いて心血管疾患(CVD)リスク評価を体系的に優先するための定量的証拠を提供することを目的としています。新たに開発されたツール(eHEART)を用い、年齢および性別に特化したリスク閾値を設定しました。これにより、イングランドの40-69歳の成人を対象に、正式なCVDリスク評価への招待を優先することが可能となります。 方 法: eHEARTは、Clinical Practice Research Datalinkからの1,642,498人のデータを用いて、CVDの発生に関するランドマークCoxモデルを基に構築されました。UK Biobankからの119,137人を用いて、eHEARTを用いたガイドライン推奨のスタチン療法開始の影響をモデル化し、5%の偽陰性率に対応する年齢および性別特有の優先順位閾値を設定しました。 結 果: 全ての成人に対する正式なCVDリスク評価では、男性の76%、女性の49%の将来のCVDイベントを特定でき、1件のCVDイベントを予防するために93人の男性と279人の女性をスクリーニングする必要があります。一方、eHEARTを用いて優先順位を付けた場合、男性の73%、女性の47%の将来のイベントを特定でき、NNSは男性75人、女性162人となります。年齢および性別特有の優先順位閾値を10%に変更すると、約10%のイベントが特定できなくなります。 結 論: 年齢および性別特有の閾値を用いた優先順位付けツールの使用は、CVD評価プログラムをより効率的にし、新たなCVDイベントを予防する効果はわずかに減少するだけで済む可能性があります。