医療専門職教育における人工知能:学生の経験に関する質的研究
カテゴリ:医学教育
公開日:2026年2月28日
タイトル:Artificial Intelligence in Health Professions Education: A Qualitative Study of Student Experiences
雑誌名:J Med Internet Res. 2026 Feb 27; doi: 10.2196/82432. Epub 2026 Feb 27.
概 要:
本研究は、オタワ大学の健康科学学生によるAIツールの使用状況を探求し、最も頻繁に使用されるAIツール、学生の使用習慣、知識獲得やスキル開発を支援するツール、AIの責任ある使用に関する効果的な戦略についての学生の推奨を明らかにすることを目的としています。AIは教育や医療においてますます統合されており、学生の学習に与える影響を理解することが重要です。
方 法:
質的アプローチを用い、AIを使用している10の医療専門職の学生からデータを収集しました。データは半構造化インタビューとオープンエンドの質的オンライン調査を通じて収集され、帰納的テーマ分析が適用されました。
結 果:
51人の医療専門職学生が参加し、ほとんどが20代の女性でした。最も頻繁に使用されたAIツールはChatGPTであり、学生はAIを知識獲得やスキル開発、問題解決に役立つ補完的なツールと認識していました。AIの採用は好奇心や仲間の影響、作業効率の向上を求める欲求によって促進されました。学生はAIの結果を批判的に評価し、学習プロセスに統合し、技術スキルや批判的思考、デジタルリテラシーの重要性を強調しました。効果的なAIトレーニングのためには、ピアラーニングや実践的デモ、オンラインリソースへのアクセスが推奨されました。
結 論:
この研究は、医療専門職学生が特にChatGPTを使用して学習やスキル開発、学業タスクを支援していることを示しています。AIは教育的支援として価値があり、その使用は学生や文脈によって異なりますが、構造化された指導、批判的評価スキル、仲間によるトレーニングの必要性が強調されます。これらの結果は、教育プログラムにAIを慎重に統合する重要性を示し、学習成果の向上やスキル獲得、責任ある効果的な採用を促進します。