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異なる通気方法の哺乳瓶と乳児の消化器不快感に関するランダム化臨床試験

カテゴリ:公衆衛生・予防医療

公開日:2026年3月27日

タイトル:Feeding Bottles With Different Venting Methods and Gastrointestinal Discomfort in Infants: A Randomized Clinical Trial DOI:10.1001/jamanetworkopen.2026.3749 概 要: この研究は、底部通気型哺乳瓶が乳児の消化器機能を改善するかどうかを評価することを目的としています。6ヶ月未満の乳児の半数以上が部分的または完全に哺乳瓶で授乳されており、哺乳中の空気摂取を減少させることで消化器不快感を軽減できる可能性があります。中国の5つの母子保健病院で行われたこの多施設ランダム化臨床試験では、0〜90日の乳児を対象に、底部通気型と乳首通気型の哺乳瓶を使用して授乳を行いました。 方 法: この研究は、2024年9月から2025年1月まで、中国の5つの母子保健病院で実施された多施設ランダム化臨床試験です。対象は0〜90日の乳児で、14日間にわたり母乳または粉ミルクを底部通気型または乳首通気型の哺乳瓶で与えました。主要評価指標は、2週目の軽度消化器不快感(MGD)で、IGSQスコアが23を超えることと定義されました。 結 果: 合計1055人の乳児が登録され、527人が底部通気型、528人が乳首通気型のグループに無作為に割り当てられました。修正意図解析では、2週目のMGDの有病率は底部通気型グループで35.5%、乳首通気型グループで37.9%であり、統計的に有意な差は見られませんでした(RR 0.94; 95% CI, 0.80-1.10; P = .44)。しかし、61〜90日の乳児においては、底部通気型の哺乳瓶でMGDの有病率が有意に低下しました(RR 0.45; 95% CI, 0.26-0.77)。また、底部通気型グループは授乳中および授乳後の泣きのリスクが低かった(RR 0.79; 95% CI, 0.67-0.92; P = .003)です。 結 論: このランダム化臨床試験では、底部通気型哺乳瓶が乳首通気型に比べて0〜90日の乳児におけるMGDの有病率を有意に減少させることはありませんでしたが、61〜90日の乳児においては有意な減少が見られ、今後の確認が必要です。