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重症患者のクリティカルケア蘇生ユニットにおける管理と転帰:後ろ向きコホート研究

カテゴリ:災害・救急医療

公開日:2026年4月25日

タイトル:Management and outcomes of critically ill patients admitted to a critical care resuscitation unit: a retrospective cohort study. 雑誌名:Emerg Med J. 2026 Apr 24; doi: 10.1136/emermed-2025-215099. 概 要: 本研究は、重症患者に対する早期支援がICU入院前における有病率と死亡率を改善することを背景に、クリティカルケア蘇生ユニット(CCRU)に入院した重症患者の管理と転帰を評価することを目的としています。2015年11月から2020年3月、2021年7月から2023年12月までの成人患者を対象にした後ろ向き研究です。 方 法: この後ろ向き研究は、三次医療機関のCCRUで実施され、18歳以上の成人患者が対象です。主要評価指標は、CCRU退院時の転帰カテゴリーであり、CCRU導入前の重症患者の歴史的対照群との比較が行われました。 結 果: 2059人のCCRU患者(中央値年齢70歳、男性57.4%)が分析されました。患者は、救急科(72.2%)、病棟(18%)、救急医療サービス(6.7%)、その他のソース(3.2%)からCCRUに入院しました。中央値のCCRU滞在時間は2.7時間で、患者1人あたり2件のクリティカルケア介入が行われました。911人(44.2%)がICU入院を必要とし、978人(47.5%)が一般病棟に入院、74人(3.6%)が自宅に退院しました。CCRU内で84人(4.1%)が死亡しました。歴史的対照群と比較すると、救急科患者のICU入院率は0.73%から0.56%に減少し(p<0.001)、救急科からICUまたはCCRUへの入院までの遅延時間も減少しました(1.87時間から0.85時間に、p<0.001)。 結 論: 大規模な三次医療機関のCCRUは、さまざまな緊急事態に対応する重症患者を受け入れました。短期間の治療後、CCRU患者の半数未満がICU入院を必要としました。歴史的対照群との比較から、CCRUの導入が救急科患者のICU入院率とクリティカルケアの開始時間を短縮したことが示唆されました。