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網膜OCTA画像を用いた早期認知症検出のための関係モデル

カテゴリ:高齢者医療・介護

公開日:2026年2月19日

タイトル:Beyond the eye: A relational model for early dementia detection using retinal OCTA images. 雑誌名:Med Image Anal. 2025 May; 102: 103513. 概 要: この研究は、アルツハイマー病(AD)や軽度認知障害(MCI)の早期検出を目的とした新しいモデルPolarNet+を提案しています。従来の診断技術は高コストで侵襲的であり、大規模な集団スクリーニングには適していません。網膜と脳の共通の発生学的起源と生理的特性を考慮し、網膜画像がADのリスクが高い個人を特定する迅速かつコスト効果の高い代替手段として浮上しています。本研究では、OCTA画像を用いて早期発症ADとMCIを健常者から区別する方法を示します。 方 法: 本研究は、1,671人のAD、MCI、健常者を含む4つの網膜OCTAデータセットを用いて、PolarNet+モデルを訓練、テスト、検証しました。OCTA画像を直交座標から極座標にマッピングし、ETDRSグリッド分析を実施します。さらに、3次元で画像をシリアル化・分析するマルチビューモジュールを導入し、地域関係モジュールを適用してサブリージョン間の関係を探ります。主要評価指標はAUCです。 結 果: PolarNet+モデルは、ADとMCIの検出においてそれぞれ88.69%および88.02%のAUCを達成しました。これにより、網膜OCTA画像と人工知能を組み合わせた迅速かつ非侵襲的なADおよびMCIの大規模スクリーニング手法としての可能性が示されました。 結 論: 本研究は、網膜OCTA画像を用いた新しい関係モデルがADおよびMCIの早期検出において有望であることを示しています。これにより、非侵襲的なスクリーニング手法としての実用化が期待されます。