糖尿病患者の糖尿病性網膜症に対する人工知能の受容に関するSEMモデル分析
カテゴリ:高齢者医療・介護
公開日:2026年2月19日
タイトル:SEM model analysis of diabetic patients' acceptance of artificial intelligence for diabetic retinopathy
雑誌名:BMC Med Inform Decis Mak. 2025 Apr 24; 25(1): 175. doi: 10.1186/s12911-025-03008-5.
概 要:
本研究は、糖尿病患者が糖尿病性網膜症のスクリーニングにおける人工知能(AI)デバイスの受容を調査し、関連する影響因子を明らかにすることを目的としています。構造方程式モデリングを用いて、モデルの信頼性と妥当性を確認するための因子分析を行い、パス効果、重要性、適合度、媒介および調整効果を分析しました。
方 法:
統合モデルを提案し、構造方程式モデリングを用いて評価を行いました。確認的因子分析を通じて、項目の信頼性と妥当性を検証し、モデルのパス効果や適合度を分析しました。
結 果:
使用意図(IU)は、主観的規範(SN)、抵抗バイアス(RB)、独自性無視(UN)によって有意に影響を受けました。知覚された有用性(PU)と知覚された使いやすさ(PEOU)は、IUと他の変数との間の重要な媒介因子でした。信頼(TR)の調整効果は、PUからIUへのパスには有意ではありませんでした。
結 論:
SNの有意な正の影響は、中国の集団主義的かつ権威主義的な文化に起因する可能性があります。PUとPEOUは受容に影響を与える重要な媒介効果を持ちましたが、TRの調整効果は有意ではありませんでした。この結果は、サンプルサイズが不十分であり、一般の人々がAI医療デバイスに不慣れであることが影響している可能性があります。