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統合型高齢者ケアモデル(SMARTシステム)の開発と使いやすさテスト

カテゴリ:高齢者医療・介護

公開日:2026年2月19日

タイトル:Development and usability testing of an integrated geriatric care model (SMART system) to promote integrated home-based geriatric care 雑誌名:BMC Geriatr. 2025 Mar 28; 25(1): 208. doi: 10.1186/s12877-025-05829-5. 概 要: 本研究は、在宅で生活する高齢者のための統合ケアの実施フレームワークを開発することを目的とし、知識ベースの臨床意思決定支援システム(CDSS)アーキテクチャに基づく統合型高齢者ケアモデル(SMARTシステム)を構築しました。SMARTシステムは、機能設計、アーキテクチャとデータベース設計、セキュリティ対策設計、ユーザーインターフェースと視覚化設計、プロトタイプ開発とテストの5つのフェーズで開発されました。使いやすさの評価は、2020年12月から2021年2月にかけて60歳以上の中国の高齢者を対象に実施されました。 方 法: SMARTシステムは、知識ベースのCDSSアーキテクチャに基づいて開発され、5つのフェーズで構成されています。評価は、Health Information Technology Usability Evaluation Scale(Health-ITUES)を用いて行われ、110人の高齢者が対象となりました。 結 果: SMARTシステムは、ケア受給者アプリ、専門ケア提供者アプリ、クラウドプラットフォームで構成され、ケアの問題を診断し、高齢者の多面的なケアニーズに応じた個別の介入を提供することができました。使いやすさテストでは、Care Receiver Appが有用で受け入れられていると評価され、Health-ITUESの各項目の平均スコアは3.00を超えました。 結 論: 本研究は、神経反射の原則に基づく知識ベースのCDSSアーキテクチャを用いて統合型高齢者ケアモデルを成功裏に開発しました。また、高齢者におけるSMARTシステムの使いやすさの受容性が示されました。