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医療秘書と環境人工知能が救急医の文書負担と臨床生産性に与える影響

カテゴリ:災害・救急医療

公開日:2026年6月13日

タイトル:Medical Scribe and Ambient Artificial Intelligence Impact on Emergency Physician Documentation Burden and Clinical Productivity 雑誌名:Ann Emerg Med. 2026 Jun 11; doi: 10.1016/j.annemergmed.2026.04.022. 概 要: 本研究は、救急医が直面する文書負担を軽減するために、環境人工知能(AI)秘書と人間の秘書の効果を比較しました。文書負担は医師の燃え尽き症候群に寄与するため、AI秘書は医師と患者の会話から自動的にノートを生成することで、文書作成の負担を軽減する可能性があります。研究では、救急医の文書時間と臨床生産性に与える影響を評価しました。 方 法: 2025年1月から2025年9月までの4つの病院における救急部門の遭遇を対象にした後ろ向き横断観察研究です。遭遇は、環境AI秘書、人間の秘書、または秘書なしに分類されました。患者の人口統計、文書時間、作業相対価値単位(wRVUs)、シフトデータを抽出し、文書時間は中央値分位回帰を用いてモデル化しました。臨床生産性は、シフト時間あたりの総wRVUsとしてモデル化されました。 結 果: 198,178件の救急部門の遭遇のうち、8,489件(4.3%)が環境AI秘書、15,947件(8.0%)が人間の秘書、173,742件(87.7%)が秘書なしでした。環境AI秘書は、文書時間を1.6分短縮することが関連付けられ(95%信頼区間 0.3から2.9)、人間の秘書は3.3分の短縮が関連付けられました(95%信頼区間 2.3から4.3)。シフト時間あたりの総wRVUsには、グループ間で差は見られませんでした。 結 論: 環境AI秘書と人間の秘書は、医師の文書時間を短縮することに関連していましたが、臨床生産性には差が見られませんでした。