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プレフレイルは胃食道逆流症のリスクを高める:大規模前向きコホート研究

カテゴリ:高齢者医療・介護

公開日:2026年2月19日

タイトル:Pre-frailty is associated with higher risk of gastroesophageal reflux disease: a large prospective cohort study. 雑誌名:Sci Rep. 2025 Mar 14; 15(1): 8916. doi: 10.1038/s41598-025-93114-1. Epub 2025 Mar 14. 概 要: 本研究は、フレイル状態、特に初期段階が長期的な胃食道逆流症(GERD)のリスクに与える影響を調査することを目的としています。UKバイオバンクから、GERDおよび癌のない参加者を対象に、フレイル状態をFriedの表現型を用いて評価しました。327,965人の参加者(平均年齢56.6歳)のうち、151,689人(46.3%)がプレフレイル、14,288人(4.4%)がフレイルでした。13.5年間の追跡期間中に、31,027人(9.5%)がGERDを発症しました。プレフレイルおよびフレイルの参加者は、非フレイルの参加者と比較してGERDのリスクが有意に高いことが示されました。特に、疲労感がGERDリスクとの関連が最も強いことが明らかになりました。 方 法: 本研究は、UKバイオバンクからの327,965人の参加者を対象にした前向きコホート研究です。フレイル状態はFriedの表現型を用いて評価され、非フレイル、プレフレイル、フレイルに分類されました。主要評価指標は新規GERDの発症であり、Cox比例ハザードモデルを用いて解析されました。 結 果: プレフレイルの参加者はGERDのリスクが1.21倍、フレイルの参加者は1.60倍高いことが示されました。特に、疲労感はGERDリスクとの関連が最も強く、HRは1.42でした。サブグループ分析では、60歳未満、女性、高学歴、無職、BMIが18.5 kg/m²未満の参加者において強い関連が見られました。 結 論: プレフレイルは中高年者においてGERDのリスクを高めることが示され、特に初期段階でのフレイル評価と介入が消化器の健康改善に重要であることが強調されました。