医学生の医療教育および実践における人工知能の使用に対する知識と態度:介入前後の研究
カテゴリ:医学教育
公開日:2026年6月24日
タイトル:Medical students' knowledge and attitude towards using artificial intelligence in medical education and practice: a pre-post study.
雑誌名:BMC Med Educ. 2026 Jun 23; 26(1): doi: 10.1186/s12909-026-09677-8.
概 要:
本研究は、エジプトのマンスーラ大学の医学生を対象に、医療教育および実践における人工知能(AI)の使用に対する知識と態度を、教育介入前後で評価することを目的としています。これまでエジプトで行われた関連研究は観察研究のみであるため、重要な知見を提供します。
方 法:
2024-2025年度にマンスーラ大学医学部で実施された前後比較研究です。参加者は統合モジュール教育に登録された医学生220名が介入前にアンケートを完了し、189名が介入後にアンケートを完了しました。
結 果:
医学生のうち、AIに関する教育を受けたのは15.9%で、主な情報源はソーシャルメディアやAIコース(10.6%)でした。介入前は53.4%がAIに対して中程度の知識と態度を持っていましたが、介入後は50.8%が良好な知識と態度を示しました。医療実践においても、良好な知識と態度は17.5%から36.5%に増加し、統計的に有意な差が認められました(p < 0.001)。
結 論:
介入は医学生のAIに対する知識と態度を改善し、AIツールへの親しみを増加させました。しかし、AIを使用する自信やAI機械による手術を受ける意欲にはあまり影響を与えなかったため、学生には自信を高めるためのより包括的なプログラムが必要です。