医学生のAI支援診断プログラムに対する認識
カテゴリ:医学教育
公開日:2026年2月19日
タイトル:Medical students' perceptions of an artificial intelligence (AI) assisted diagnosing program
雑誌名:Med Teach. 2024 Sep; 46(9): 1180-1186.
概 要:
本研究は、AI支援診断システムが医療教育においてどのように認識されているかを評価することを目的とし、特に1年生の医学生が「Glass AI」という診断ツールに対する認識を調査しました。データは、1.5週間の細胞生理学のプレクリニックユニットに登録した医学生から収集され、73名(36.10%)がアンケートに回答しました。参加者の96%がGlass AIによって診断への自信が高まったと感じ、43%は十分な説明が欠けていると考え、68%は医師の労働力に対するリスクを懸念しました。学生は、患者のプライバシーと安全を守るための厳格な規制が設けられれば、AI支援診断システムに対して前向きな展望を示しました。
方 法:
本研究は、1年生の医学生を対象にした横断研究で、1.5週間の細胞生理学のプレクリニックユニットに参加した学生からデータを収集しました。学生は、臨床ケースを解決するためにGlass AIを使用する活動に自発的に参加し、3つのドメイン(Glass AIの即時体験、医療教育におけるGlass AIの利用可能性、将来の医療環境におけるAI支援診断システムに関する学生の考察)に基づいたアンケートに回答しました。
結 果:
73名の学生がアンケートに回答し、96%がGlass AIによって診断への自信が高まったと報告しましたが、43%は説明が不十分だと感じ、68%は医師の労働力に対するリスクを懸念しました。学生は、患者のプライバシーと安全を守るための厳格な規制が必要であるとし、AI支援診断システムに対して前向きな見解を示しました。
結 論:
1年生の医学生は、AIが自らのキャリアにおいて重要な役割を果たすことを認識しており、AI支援診断システムの導入に対して前向きな姿勢を持っています。厳格な規制が設けられることで、患者ケアの質が向上することが期待されます。