CODA:分散医療データにおけるフェデレーテッド分析と機械学習のためのオープンソースプラットフォーム
カテゴリ:災害・救急医療
公開日:2026年1月29日
タイトル:CODA: an open-source platform for federated analysis and machine learning on distributed healthcare data.
雑誌名:J Am Med Inform Assoc. 2024 Feb 16; 31(3): 651-665.
概 要:
本研究は、複数の医療機関におけるデータ分析を促進するための「CODA」プラットフォームの開発を紹介します。データプールのコストと複雑さを回避しつつ、医療基準や用語、ノーコードのデータ可視化、明示的な開示制御メカニズム、基本的な統計計算のサポートを備えたアプローチが求められています。MIMIC-IVデータセットを用いて、CODAのエンドツーエンドのマルチモーダルフェデレーテッド学習を実演しました。
方 法:
CODAプラットフォームの開発において、ステークホルダーの調査を通じて特定されたニーズに応える設計選択を行いました。カナダの9つの病院でのCODAプラットフォームの展開の技術的実現可能性を評価し、大規模な患者集団におけるスケーラビリティを検討しました。
結 果:
CODAプラットフォームは2020年1月から2023年1月の間に設計、開発、展開されました。ソフトウェアコード、文書、技術文書はオープンソースライセンスの下で公開されています。MIMIC-IVおよびMIMIC-CXRデータセットを用いたマルチモーダルフェデレーテッド平均化が示され、参加サイトのうち8つがプラットフォームを成功裏に展開し、合計で100万人以上の患者が登録されました。レガシーシステムからFHIRへのデータマッピングが実装の最大の障壁でした。
結 論:
CODAプラットフォームは、カナダの公的医療環境において成功裏に展開され、異種の情報技術システムと能力を持つ環境で機能しています。今後は、このプラットフォームを使用してリスク評価、プロアクティブモニタリング、資源使用のモデルを開発し、レガシーフォーマットからFHIRおよびDICOMへの移行を支援するツールを提供する予定です。