MEDICINE & AI

ジェッダにおける医学生のChatGPTに対する態度、パフォーマンス、および使用状況の評価

カテゴリ:医学教育

公開日:2025年7月29日

タイトル:Assessing medical students' attitudes, performance, and usage of ChatGPT in Jeddah, Saudi Arabia 雑誌名:Front Artif Intell. 2025; 8: 1577911. doi: 10.3389/frai.2025.1577911. Epub 2025 Jul 14. 概 要: 本研究は、ChatGPTが医療教育に与える影響を調査し、サウジアラビアのジェッダにおける医学生の態度やパフォーマンスを明らかにすることを目的としています。ChatGPTは臨床意思決定の支援や知識の習得を促進し、学習成果を向上させる可能性がありますが、そのリスクや懸念についての理解は不足しています。調査結果は、医学生がAIを医療カリキュラムに統合することに対する態度やパフォーマンスに関する洞察を提供します。 方 法: 2024年3月から5月にかけて実施された横断研究で、倫理審査委員会の承認を得ています。ジェッダの医学生を対象にオンライン調査を実施し、ChatGPTに対する認識やその影響をデータとして収集しました。調査は28項目から成り、データ分析にはSPSSソフトウェア(バージョン27.0)を使用しました。 結 果: 最終的なサンプルは420名で、84.3%がChatGPTを知っており、74.9%が使用経験がありました。参加者の大多数は18-21歳(50.5%)でした。GPAや学業の進捗が高いほど、ChatGPTに対する認識やパフォーマンスが良好であることが示されました。また、プライバシーへの懸念、学習や研究へのChatGPTの統合意欲、使いやすさに対する認識が有意に相関していました(p値 < 0.05)。 結 論: 医学生の間でChatGPTに対する一般的に肯定的な認識が見られ、学業の進行に伴いその傾向が強まることが示されました。ChatGPTの使用と学生の学業成績やAIに対する態度との関連が観察され、使いやすさが評価される一方で、プライバシーや倫理的な懸念も浮き彫りになりました。今後、ChatGPTの教育的影響をより深く理解し、医療カリキュラムへの責任ある統合を確保するための縦断的および実験的研究が必要です。