台湾バイオバンクにおける自己申告された病歴と体質中医学質問票との関連の解明:横断的関連研究
カテゴリ:公衆衛生・予防医療
公開日:2025年7月2日
タイトル:Unveiling the associations between self-reported morbidities and the constitutional-Chinese medicine questionnaire in the Taiwan Biobank: A cross-sectional association study.
雑誌名:Comput Biol Med. 2025 Sep; 195: 110684.
概 要:
本研究は、台湾バイオバンクのパイロットデータを用いて、約10,000人を対象にした地域ベースの横断的研究です。体質中医学質問票(CM-CQ)と自己申告された病歴との関連を評価しました。一般的な自己申告された病気と44項目のCM-CQ質問との関連を二項ロジスティック回帰モデルを用いて分析し、高血圧、痛風、糖尿病などの慢性疾患がCM-CQ質問と有意に関連していることを示しました。CM-CQは中医学の臨床特性の変化を示し、現代医学の自己申告された病歴との関連を明らかにするための生物学的データベースの重要性を強調しています。
方 法:
本研究は、台湾バイオバンクの約10,000人を対象にした横断研究で、自己申告された病歴とCM-CQの44項目との関連を二項ロジスティック回帰モデルを用いて評価しました。Bonferroni補正を用いて有意水準を設定し、CM-CQの各質問と病歴との関連を分析しました。
結 果:
高血圧、痛風、糖尿病などの慢性疾患は、CM-CQ質問との関連が有意であり、リスク比が2倍を超える傾向が見られました。全体的な効果はそれほど顕著ではなく、リスクは一般的に2倍未満でしたが、特定の病気においては重要性の閾値が上昇しました。
結 論:
CM-CQは中医学と現代医学の自己申告された病歴との関連を明らかにするための有用なツールであり、慢性疾患との関連を評価することで、体質中医学の臨床特性の理解を深める可能性があります。