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Feverkidstoolの実施における促進要因と障壁の特定:オランダの救急部門における質的研究

カテゴリ:災害・救急医療

公開日:2026年2月19日

タイトル:Identifying facilitators and barriers to implementing the Feverkidstool, a clinical decision tool, in the emergency department: a qualitative study in the Netherlands. 雑誌名:BMJ Open. 2026 Jan 22; 16(1): e106788. doi: 10.1136/bmjopen-2025-106788. Epub 2026 Jan 22. 概 要: 本研究は、救急部門における小児の発熱管理のための臨床意思決定支援ツール「Feverkidstool」の実施を妨げる要因と促進する要因を特定することを目的としています。オランダの3つの病院の小児救急部門で、18名の小児科医および小児科レジデントに対して半構造化インタビューを実施し、CFIR(Consolidated Framework for Implementation Research)に基づいて分析しました。 方 法: 質的研究として、半構造化インタビューを用い、CFIRに基づく指向的内容分析を行いました。対象はオランダの3つの病院における二次および三次小児救急部門の医療従事者です。 結 果: 参加者はFeverkidstoolのエビデンスに基づくガイダンスと抗生物質使用の削減可能性を評価しましたが、重症児や併存疾患のある児に対する適用性について懸念が示されました。使いやすさは促進要因とされ、C反応性タンパク質検査の必要性や電子健康記録との統合不足が障壁として挙げられました。Feverkidstoolの使用による小児の発熱管理の標準化が重要な利点と考えられました。 結 論: CFIRの各ドメインにおける障壁と促進要因が特定され、これらに対処することで実施が促進される可能性があります。Feverkidstoolが効果的に実施されれば、救急部門における発熱児のケアを改善し、不要な抗生物質処方の削減につながる可能性があります。