症例ベースのマルチモーダル画像を用いた眼底疾患教育の応用と評価
カテゴリ:診断支援・画像解析
公開日:2026年2月19日
タイトル:Application and evaluation of case-based multimodal imaging in the ocular fundus disease teaching of postgraduate students.
雑誌名:BMC Med Educ. 2025 Mar 17; 25(1): 390. doi: 10.1186/s12909-025-06967-5. Epub 2025 Mar 17.
概 要:
眼底疾患は眼科の中でも最も複雑な分野の一つであり、教育と訓練において困難を伴います。本研究は、症例ベースの学習(CBL)とマルチモーダル画像を組み合わせた臨床教育の応用価値を評価することを目的としています。従来の教育方法では、増加する教育ニーズに応えることが難しいため、マルチモーダル画像を用いた新しい教育アプローチが求められています。
方 法:
北京同仁病院眼科センターの34人の大学院生を対象に、従来の教育グループ(16人)とCBLマルチモーダル画像教育グループ(18人)に分け、眼底疾患の基本知識をテストしました。各グループは、基本的なトレーニングと試験を受けた後、異なる教育方法で眼底疾患の特徴を学びました。最終的に、理論試験と臨床ケース分析試験を実施し、各段階でのスコアを比較しました。
結 果:
眼底基本知識試験、基本画像知識試験、単一モード画像分析のスコアに有意差は見られませんでしたが、CBLマルチモーダル画像グループは、マルチモード画像分析、最終理論試験、ケース分析のスコアが有意に高かったです。また、CBLグループの学生は学習意欲や主体性においても従来の教育グループより優れていると評価されました。
結 論:
CBLとマルチモーダル画像を組み合わせた教育方法は、大学院生の眼底疾患教育において効果的であり、学生の画像識別能力やケース分析能力を向上させ、臨床業務の改善に寄与することが示されました。